今回は、押し入れの中板の取り外しをご紹介します。
用意する道具は、大小のバールだけですが、のこぎりがあれば作業がより簡単になります。
まずは、中板の周りを押さえている木を外します。
そして、裏側の奥のほうにある、中板とそれが乗っている木材の隙間にバールを突っ込んで押し上げれば、
中板が外れます。
上段の板も外し、前側の材料も取ってしまえば、ひろびろした空間が手に入ります。
オリジナル感、おしゃれ感がぐんとUPするタイル。
貼るのが難しそうと躊躇する方も多いですが、作業してみると、意外に簡単に貼ることができます。今回は、そんなタイルの種類についてのお話です。
大きさやデザインは星の数ほどありますが、材料による違いは主に3つです。
1.磁器質
2.せっき質
3.陶器質
材質(吸水率)の違いと、表面の違いによって、使用する場所がかわってきます。
カタログなどで選ぶ時には、材質の他、屋内(床・壁)・屋外壁(床・壁)・浴室(床・壁)などの使用場所についても書いてくれているはずですのでそれを参考にします。
それぞれの主な特徴は、
1.磁器質 非常に硬く、吸水率は1%以下。外壁にも使用され、たたくと金属音がする
2.せっき質 素地は硬く、吸水率は5%以下。外壁の他、浴室、トイレなど水回りにも使用される
3.陶器質 素地は多孔質で、吸水性は22%以下。たたくと鈍い音がする。
です。
初めてのセルフリフォーム④でご紹介したタイルは、サンワカンパニーのウォルノット(¥990/㎡)です。45mm角のタイルが6枚x6枚で1枚のシートになっています。
タイルのオモテ面に紙のシートが付けられていて、貼るときにはシートを付けたまま貼り、しばらくしてからシートを水で湿らせて、タイルから剥がすという作業をします。
このタイルは、磁器質タイルです。排水管の周りなど半端な部分を埋めるために、大工さんはグラインダーで削ったりしてくれますが、私は気にせず、半端なところは目地で埋めてあります。
さらに、玄関のたたきに使ったタイルは、同じくサンワカンパニーのビンディゴタイル(¥990/㎡)です。こちらは300mmx300mmです。びっしり敷き詰めようとするとどうしてもタイルをカットしなければなりません。タイルカッターを買って挑戦しましたが、タイルが硬く、全く歯が立ちませんでした。ランダムに割ったり、グラインダーを使うか迷ったりして、悩んだ末に考え出したのが、ガーデンストーンです。
良いアイデアでした。安く、見た目も満足。掃除がしづらそうという方もいますが、そうでもありません。困ったときは、アイデアで勝負するのがDIYの楽しみ方ですね。
ということで、タイルの種類についてのお話しでした。